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Pablo Casals

「Pablo Casals」おすすめハイレゾ・タイトル

『歴史的アーカイブで聴く ハイレゾクラシック チェロ名曲集 × 20世紀最大のチェリスト パブロ・カザルス』
( 96kHz/24bit WAV ・96kHz/24bit FLAC )
Pablo Casals [2017/01/07発売] 販売価格:1,000円( 税込)
巨匠、パブロ・カザルスの珠玉の音源を集めたアルバム!

活動期間は長くないながら日本でも熱狂的な支持者を持ち、伝説のレーベルとしてカルトな人気を誇るアメリカのレコード・レーベル「Everest Records」の数あるライブラリーの中から、20世紀最大のチェリストと称されるパブロ・カザルスのアルバムが登場!

Everest Recordsは’58年にニューヨークにて設立されたクラシックをメインにリリースしていたレーベル。ステレオ創世記であった当時に「35mmの磁気テープ(映画で使われる35mmテープと同じ幅のテープ)を使用した自社開発の高性能録音機器にて制作した高音質のステレオ作品」を売りに話題を呼び、実際その高音質作品は多くのオーディオマニアを驚かせたという。また、マーラーの交響曲第5番・第9番の初のステレオ録音音源や、死の数日前に録音されたヴォーン・ウィリアムズの交響曲第9番、アーロン・コープランドの初指揮となる交響曲第3番等、クラシック界の貴重な音源のリリースや、20世紀初頭の音源の発掘も手掛けていた事から、歴史的資料を多く排出したという点においても大きな功績を残したレーベルとも言えるであろう。

パブロ・カザルス(1876-1973)は、スペインのカタルーニャ地方に生まれのチェリスト、指揮者、作曲家。有名な功績として、それまで単なる練習曲として扱われていたバッハの『無伴奏チェロ組曲』の価値を見出し、広く紹介したことがあげられる。早くから世界的名声を築き、ヨーロッパ、南北アメリカ、ロシアなどを演奏旅行して回った。チェロの作品のみならず、ピアノ曲やオペラの編曲版を演奏するなど、19~20世紀半ばのピアニストたちと同様、小品を演奏することにも才能を発揮するとともに、チェロの近代的奏法を確立し、革命をもたらした。また、カザルスは平和活動家としても有名で、音楽を通じて世界平和のため積極的に行動した。このアルバムは、チェロの作品だけではなく、他の器楽等のために書かれた作品の編曲版も収録されており、大変バラエティに富んでいる。また、当時の大変貴重な音源が多数含まれており、まるでモノクロ映画の世界にいるような時空を超えた音楽体験ができる。カザルスの温かみと深みを併せ持った唯一無二の演奏は、現在でも全く色褪せることなく、むしろ新鮮さを感じるほどである。

特におすすめは、チェロの旋律が非常に美しい、2曲目の「ノクターン No.2」、まるで歌っているかのような説得力のあるメロディが印象的な、3曲目「アリア」、流れるような技巧的な演奏を聴くことができる、9曲目「マズルカ ト短調 Op.11」。永遠に輝き続けるであろう名演を収めた、価値ある1作。

Pablo Casals (Vc.)